ブレークポイントで止まらない件について

Eclipse3.5を入れて、CTRL+クリックでジャンプする時にInterfaceかImplemented Classかを選択する事ができるのがすごい便利なんです。特にInterfaceベースのDIをしまくるプログラムを書いていると重宝します。

で、ブレークポイントを設定しても止まってくれないのです。正確には、最初の1回だけは止まります。その後、全てのブレークポイントが無視されますΣ(゚д゚lll) なんでかなーと思ったら、同じ症状の人を発見しました。

どうやらEclipseは関係なく、JDK6u14のバグらしいです。u14から圧縮ポインタ(?)や新しいGCアルゴリズムが追加されているのですが、GCが悪さをしているのかなぁ。。BugID:6862295で登録されています。仕方ないのでJDK6u13を探そうとしたら、JDK6u15がリリースされていました。日本語のリリースノートも出ています。それによると、、

Java ™ Virtual Machine Tool Interface (JVM TI) のブレークポイントは、並列スカベンジガベージコレクタ (-XX:+UseParallelGC) または並列圧縮ガベージコレクタ (-XX:+UseParallelOldGC) が使用されている場合のみ信頼できます。

ほかのコレクタが使用されている場合は、ブレークポイントが機能しなくなることがあり、フル GC 処理の実行後に JVM TI オブジェクトタグが使用不可になることがあります。Java ™ Debug Interface (JDI) ThreadReference には、JVM TI オブジェクトタグに依存する埋め込みのスレッド ID があるため、この埋め込みのスレッド ID が予期せず変更されることがあります。これにより、スレッドベースの JDI イベントに混乱が発生する可能性があります。

シリアルガベージコレクタ (-XX:+UseSerialGC) はこの問題に対して脆弱ですが、一部のプラットフォームではデフォルトで選択されることに注意してください。この問題を回避するには、コマンド行オプション -XX:+UseParallelGC を使用して並列スカベンジコレクタを明示的に選択します。

との事です。(´ε`;)ウーン…。

JDK6u15ではタイムゾーン関連が更新されているようです。
tzdata2009iはバングラディッシュ関連??
それよりも「ヨルダンの新規則により、tzdata2009h 以降の SimpleTimeZone 解析に障害が発生する」これでしょう(;´Д`) タイムゾーンや夏時間は本当にめんどくさいですね(´・ω・)

追記:JDK6u16がさっそくリリースされてピンポイントで修正されていました。

新しいサイトもよろしくお願いします!