転職フェアに行ってきました。
実際に行ってみると、スキルシートみたいなものを書かされ、それを訪問した企業に対して渡して話をするという形式でした。私は企業に話を聞きにいったわけではなく、経歴書の添削をしてもらいに行ったわけですが、返ってきた答えは指摘なし・・・。指摘しろやゴルァー!
来場してた人の雰囲気は、中途半端に年配の人が多い。未経験者が多い。でした。
歯医者があったので2社だけしか話を聞けませんでした。
まずはコーソルという会社です。
Oracleと密接に関わっている会社らしいので、面白そうだったので話を聞きました。といっても、話がそれまくりで、Oralceのエラーの話しとか、担当者の前職の話しとか殆ど雑談に終わりました。実はここからスカウトメールが来てたのでこっそり見に行ったというのが本音です。設立も間もないので、パンフに書いてある内容と実際の内容とは異なりました。成長中の会社っぽいです。あと2年もすれば、遜色ない企業になるんじゃないでしょーか。Oracleに興味があるのであれば、おすすめです。ここで何年かやればOracleのDBエンジニアとしてのキャリアが築けるので、その後の転職にも有利になると思います。
次はアバナードという会社です。
ここはマイクロソフトとアクセンチュアの合資会社なのですが、マイクロソフトの製品専門のSIerって感じですかね。鋭い突っ込みを入れると、ちょっとムッっとして感じがマイナス点。ただ、通常のSIerが社員のスキルは高いですとか言ってる会社に比べると、「社員のスキルはピンキリです」と正直に答えたところは高評価でした。(はてなやGoogleの社員のスキル高いですっていうのは納得できますけどね)
個人的には肌が合わないと思いました。後は、入社してもキャリアパスが明確に見えませんでした。コーソルのキャリアパスが明確だったというのもありますが。
どこにでもあるSIer企業に対しての質問で必ずすることは、「他のSIerと比較して何か違うところはありますか?」と聞きます。というのも、極端な話し、SIerはフリーだと単価が70万くらいの案件がゴロゴロあるので、そっちのがいいかなーとか思ってみたり。よくSIerの謳い文句で、「大手からの直接取引」などと書いてありますが、これは大手ユーザー企業からの直取引ではなく、大手SIerが受託したプロジェクトに参加するという意味だと思ってます。つまり、どこにでもあるSIer・・・。
上流工程に携われます!とか・・・上流工程やってる人にとってはそんな魅力ではない・・・。技術者色が強ければ、上流工程よりも下流工程に重点を置きたい人もいるわけで、実際、以前居た会社で8年目の人が上流よりも下流でモノを作る仕事をしたいという理由で退職しました。
最近思ったことは、経験が浅くても確固たるスキルが明確であれば、2年目だろうが3年目だろうが大して変わらないと思います。また、マネジメント経験があれば、市場価値は一気に上がると思われます。また、スカウトメールの中身を見る限りだと、個人的に何かを勉強しているというのは好評価なのかもしれません。ちなみに私はクリティカルシンキングの勉強をしてます。
こういうフェアも面白いものです。転職の予定がない人でも行ってみると良いかも知れません。
学生の時に参加した合同企業説明会とは違って、こちらが受け身というわけではなく、1:1で話ができるので中身の濃い内容が聞けます。あとは、こちらが面接をしている気分になります