ClouderaManagerに間違ったホストを登録した場合の対処法

ClouderaManagerで2つのバージョン(CDH3, CDH4)のクラスタを認識させようと作業していたのですが、FREE版ではマルチクラスタの管理はサポートしていないようです。

というわけで、ClouderaManagerを別々にインストールして、1クラスタ=1ClouderaManagerという感じにしようと思ったのですが、最初のManagerに認識させたホストを消せなくてちょっと四苦八苦してました。図にすると以下のような感じです。

最初の状態。

この状態から以下のようにしようとしてた。

でも、FREE版はマルチクラスタをサポートしていないっぽい。ので、以下のようにしようとして、Manager1からCDH4用に追加したHostB群を削除しようとした。

 

ClouderaManagerに登録したホストを削除する時は、以下の画面で削除したいホストにチェックを入れて「削除」をすれば良いのですが、すぐに復活してきます。以下の画面は赤枠のtamsvr5[1-5]vmが最初に入れたホスト(CDH3)、緑枠のtamsvr6[1-5]vmは違うCDHのバージョンを入れて別クラスタとして認識させようとしたホスト(CDH4)です。

消しても消しても復活してくるのは、各ホストで動いているClouderaManagerのAgentがHeartBeatを送っているからです。これを止めないと、別のホストでClouderaManagerを入れてtamsvr6[1-5]vmのホストを追加しても、ホストインスペクタが失敗します。
実際、tamsvr61vmにClouderaManagerを入れてtamsvr6[1-5]vmを追加しましたが、失敗しました。

なので以下の手順を行う必要があります。

1. 各ホストで動いているAgentを止める。

ssh root@tamsvr61vm /etc/rc.d/init.d/cloudera-scm-agent stop
ssh root@tamsvr62vm /etc/rc.d/init.d/cloudera-scm-agent stop
ssh root@tamsvr63vm /etc/rc.d/init.d/cloudera-scm-agent stop
ssh root@tamsvr64vm /etc/rc.d/init.d/cloudera-scm-agent stop
ssh root@tamsvr65vm /etc/rc.d/init.d/cloudera-scm-agent stop

2. ClouderaManager(上記の画面)から削除する。

これでひとまず消えます。ただし、再度Agentを動かすと復活してきます。

3. 新しいClouderaManagerからホストを追加する。

これで成功します。

きちんと別々に認識されました。

 

 

こんな事やってる人、誰も居ないと思いますが・・(´・ω・`)

 

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