Solaris10にIntelのPWLA8391GTを載せてみた

SolarisはなかなかめんどくさいOSですねぇ。自動認識でセットアップしてくれぬ。結構戸惑いましたが何とか認識させる事ができました。

蟹チップをFreeNICDriversForSolarisで動かしていたので、まずはこれを退避します。

mv hostname.rf0 _hostname.rf0
mv hostname6.rf0 _hostname6.rf0

/etc/driver_aliasesに以下の行を追加する。

e1000g "pci8086,1376"

次回起動時に自動的にデバイスの再構成を実行させる

touch /reconfigure

というわけで一回再起動します。

shutdown -y -g0 -i5

/var/adm/messagesに次のようなログが出ていれば認識に成功しています。

ホスト名 e1000g: [ID 766679 kern.info] Intel(R) PRO/1000 Network Connection, Driver Ver. 5.2.

この段階ではifconfigには出てきません。 次のコマンドを打ちます。

ifconfig e1000g0 plumb

/etc/hostname.e1000g0と/etc/hostname6.e1000g0を作成します。前者はホスト名を中に後者は空です。

echo "ホスト名" > /etc/hostname.e1000g0
touch /etc/hostname6.e1000g0

ここで再起動してNICが自動構成でONになっているかを確認しておきます。

次はジャンボフレームの対応です。

/kernel/drv/e1000g.confを修正します。

(変更前) #MaxFrameSize=0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0;
(変更後) MaxFrameSize=3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3;

/etc/hostname.e1000g0を変更する(16Kは大きすぎるので9000に変更)

echo "ホスト名 mtu 9000" > /etc/hostname.e1000g0

こんな感じで認識させることができました。インストール時に刺しておけばプライマリネットワークインターフェースとして色々と構成してくれるのかもしれません。

 

今回、ものすごく参考になったページは以下です。感謝ヽ( `・ω・´)ノ

http://jp.sun.com/communities/0603/feature02.html

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