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技術を継承する話

連続で投稿です。さっきの話は業務の話でした。今回は、技術を啓蒙、伝承していく話です。
特許やビジネスサービス化の話ではありません。

ある技術Xがあるとして、この技術Xを覚えたAさんが居るとします。
Aさん以外は技術Xに明るくないと仮定します。

さて、この技術Xはとても素晴らしいものですが、周りはXについて明るくないのでその必要性や優位性の理解に苦しみます。

ここで選択肢が登場。
1. この素晴らしい技術Xを使えば自分が優位に立てる!! 独り占めだ!
2. この素晴らしい技術Xを周りに啓蒙して一般化しよう。(バズワードになりつつあるコモディディ化とでも言えばいいのかな)

 

仮に1を選んでしまったとします。(選んでしまったと書くとこっちはBAD ENDな匂いがプンプンします)
※ここで言う理解とはアルゴリズムやアーキテクチャと言った局所技術的なものではなく必要性や優位性に対しての理解です。

AさんはXを使って素晴らしいものXXを構築する事ができました。
Aさんスゲー!! となるわけですが独り占めしているため、ある意味ブラックボックス化されているのでXXの仕組みはなかなか理解できません。あまり知られていないものは、それ本当に大丈夫なの?と思うのが世の常です。

技術革新は速いもので半年もたてば次の新しい技術が提案されています。この新しい技術をYとします。
YはXの良くない部分を改善した、さらに新しい技術です。ただしYの良さを理解するにはXの理解が前提となります。

Aさん以外はまだXの理解にすら苦しんでいる状況でYの理解なんて到底できるわけがありません。
ましてや、本当に大丈夫なの?と思っているものを前提としているので、Yの理解への道はさらに険しくなってしまいます。
技術YはAさん以外から見れば1歩ならず2歩も3歩も進んだものなので、突拍子なものに見られてしまいます。

ここで慌ててAさんはXから啓蒙したとしましょう。Xに理解を示して貰える頃には次の技術Zが出ています。ここで小さな情報格差?が生じます。AさんはZを使いたくてもYの時と同様な事が起こりすんなりと使うことができません。

(少々強引なストーリーですが)BAD END!!

 

2を選ぶと、技術Zが出てきてもAさん以外もXやYの優位性に理解を示しているのでZをすんなり使いやすくなります。
またはその採用の是非に関して対等な議論の展開ができます。
(こっちのストーリーを書くの面倒になったので省略)

(こっちも強引ですが) HAPPY END!!

HAPPY ENDってそこで終わってしまうから嫌ですね。
YOU GOT A HAPPY LIFE!!

 

と言うわけでかなり強引ですが、自分が持っている技術は出し惜しみしないで周りに教えていこう。そして自分はさらなる高みを目指そうというお話でした(自戒の意味も込めて)。新しいもの好きなら特に。
「プログラマブルシェーダ4.0でジオメトリシェーダもバリバリ試そうぜ!」「えー2DでDirectDraw(dx7)で十分だよ」なんて状況は悲しいです。

※新しいものが常に良いとは限りませんし、それがオーバースペックになる場合も多々あるので、これが正しいというわけではありません!!

 

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